2011年10月31日月曜日

どうやって金・銀を買うか。

私がオススメする金銀の購入場所
金: 住友金属鉱山
銀: 石福金属工業

どこで金を購入するか考える場合、重要なことは手数料です。
手数料が重要だと言ってもタイミングが変われば、
ほとんど手数料は関係ないかもしれませんが、
そのときの最安値で買える方がいいですからね。

金価格はロンドン市場を中心してドル建てで決まります。
(ロンドンなのにドル建てなんですねー。)
私がここで金の価格についてドルで書くのは、
ドルが(まだ)基軸通貨だということと、
世界中で金の価格はドルで表示されるからです。
日本では、ドル建ての金価格と為替レートから
朝10時頃に、1kgあたり円建てでの金価格が決定します。

では、実際に購入する際にどこに気をつけるか並べてみました。
  1. スプレッド
  2. バーチャージ
  3. 送料
  4. 消費税

1. スプレッド
中央の価格は、市場によってだいたい決まります。
しかし、販売会社はそのままの価格では売ってくれません。
例えば、今日買って、その場ですぐに売った場合は必ず損をします。
なぜなら、買い値と売り値には差があるからです。
その差のことをスプレッドと言います。

10月31日付けの住友金属鉱山では以下のようになっています。
売り値:    4,277.00円/g
買い値:    4,247.00円/g

売りと買いで、1gあたり30円の開きがありますね、
これがスプレッドです。

このスプレッドは会社によって違い、
スプレッドが大きいということは会社の手数料が高いということです。
なるべくスプレッドが小さい方がいいですね。

ちなみに、銀やプラチナは金に比べてスプレッドが高くなります。
通貨でもユーロ/ドルやドル/円のスプレッドは低いですが、
マイナー通貨になればなるほどスプレッドは大きくなります。
取引が多いものはスプレッドが小さく、
取引が少ないものはスプレッドが大きくなる傾向にあります。


2. バーチャージ
金のバー、つまり延べ棒で買う場合、
小さい場合は、バーチャージというものを取られます。
500g、1kgの場合はバーチャージがかかりませんが、
金額が大きくなりますね。
銀は30kgの場合のみ、バーチャージがかかりません。

住友金属鉱山では100g以下の場合、
何gでも1つにつき、1,785円のバーチャージがかかります。

銀はバーチャージも大きくなります。
そういうリスクも金よりは高いということですね。

バーチャージも会社によって違います。
さらに、金や銀自体の価格が上昇してくれば、
バーチャージも上昇してくる傾向にあります。

3. 送料
金や銀は商品ですから、発送してもらう必要がありますので、
送料が必要なところもあります。

住友金属鉱山では送料無料です。
石福金属工業はモノによって違うので、確認しましょう。

4. 消費税
どこで買っても消費税は付きますので、
市場の価格と随分違うと思った場合、
消費税の違いが考えられます。

消費税が上がれば、
金や銀の価格も上がってしまうということです。

買うからには売る時も考えましょう。
ひょっとしたら売ることもなく、
金や銀をそのまま通貨として
使うことになるかもしれませんが。

売却する際は以下のことを気をつけましょう。
  1. 税金
  2. 消費税
  3. 送料
  4. 鑑定料(買取手数料)
1. 税金
売却益が出た場合、税金をとられます。
実のところ、いくら以上の売却益で、
どれだけ税金をとられるんだか調べてません。
5年以上の保有と5年未満の保有で
違ってくるということは読んだことがあります。
利益が出ない場合は、税金を払う必要はありません。
当たり前ですけど。
調べようが調べなかろうが
税金は取られてしまうので実はあんまり調べてません。

2. 消費税
これはけっこう知らない人がいるかもしれませんが、
売った場合は消費税が返ってきます。
今後、消費税が上がってから売却すると
ちょっと得しますかね。

3. 送料
モノですから、売却するときも発送が必要です。
売却時の送料も調べておきましょう。

4. 鑑定料(買取手数料)
通常、購入したところであれば、
鑑定料は払う必要がありません。
しかし、どこで購入したのかわからないものは
鑑定料がかかります。
出所がしっかりわかるところで買いましょう。


また、タイミングについてですが、
通常、電話をして申し込んだ日の
金額で購入金額と買取金額が決まります。

私がオススメするところよりも
手数料が少なくて安心できる会社が
あったら教えてほしいです。

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