2011年10月6日木曜日

金上昇相場の歴史

金の上昇相場は1960年代から始まり、
1980年に一度上昇を終えることになります。

下のグラフは年平均価格のチャートです。
金価格は35ドルで固定されていましたが、
アメリカはドルを刷りすぎて、
金価格の上昇を抑えきれなくなり、
1971年のニクソンショック以降に自由化されました。



自由化されてから1975年2月に185ドルまで上昇することになります。
35ドルから185ドル!530%の上昇です!

そこから約1年半下落し、1976年8月の102ドルまで40%程度下落します。

その後、再び切り返し1980年1月の850ドルまで上昇することになりました。
この上昇期間で、金は35ドルから850ドルまで2400%の上昇です!
ただし、1980年までの上昇で740ドルをうわまったのはたったの4日間です。
まさに買いが買いをよぶバブル状態になったのではないでしょうか。
私はその相場を見ていたわけではありませんが。


20年間にわたる2400%の上昇相場の中には、
40%というかなり大きな下落局面があったということは
教訓として知っておく必要があると思います。

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