2011年10月5日水曜日

金のリスク

私が注目をしているのは、金・および銀です。
金・銀とはなんなのか、特にリスクを含めて調べておきましょう。

田中貴金属などの大手業者でおおざっぱに
金について説明してくれています。

しかし、こういうところでは基本的に金の魅力を伝えてはくれますが、
そのリスクについてはあまり教えてくれません。
金は相場商品であり、元本割れする恐れもありますと
小さく書いてあるくらいです。

そう、金価格は毎日変動し、上がったり下がったりするものなのです。

過去にどのくらいのスパンで、
どのくらい下落したかは知っておいて損はないでしょう。


金は1980年1月に850ドルまで上昇した後、
上がったり下がったりしながらも
1999年7月の252ドルまで下落し続けます。
その後、少し回復しますが、2001年には再び255ドルまで下落します。
19年間で71%まで下落し続けたということです。

2000年までのチャートを見れば、
850ドルは金のバブルだったことがわかります。

金投資で一番失敗した人は850ドルで買って、
19年間ねばってみたものの、そこであきらめて252ドルで
売り払ってしまった人ということです。
そんなに運の悪い人がいるかどうかはわかりませんが。

これは過去の参考であり、今後さらに長く、大きな下落がないとはいいきれません。
しかし、こういうことが起きたことは知っておく必要があると思います。

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