デクシア解体よりも、数週間前のことですが、
UBSの不正取引が発覚しました。
http://www.cnn.co.jp/business/30003985.html
これと同じようにリーマンショックの半年以上前の2008年1月には、
仏ソシエテ・ジェネラルの不正取引が発覚しています。
この点もなんだかリーマンショックと似ていると感じます。
さて、このUBSの不正取引ですが、
詐欺容疑で31歳の男性が逮捕されました。
ソシエテ・ジェネラルの際も1人のトレーダーが逮捕されました。
ただ、ほんとうに60億ドルもの巨額な取引を隠れてとはいえ、
1人のトレーダーができるのかという疑問が
複数の新聞社や経済分析ブロガーからささやかれていました。
ようは、会社全体での損失が膨らみ、60億ドルまで達してしまったのだが、
それを普通に公表してしまうと世間や株主から大問題にされてしまいます。
会社経営の責任を問われないように、1人のトレーダーが不正にやったもの
として取り扱うことで責任逃れをしているのではないかと推測する記事が出回りました。
2008年の時は、そこからベアスターンズの破綻、リーマンショックへと流れていったのです。
今回のUBSの不正取引後にデクシアの解体がありました。
今現在ユーロ円はほんの少し反発しています。
ユーロ・ドルも同様に少し反発しています。
今後、リーマンショックのようになっていくのか、危機は回避されるのか?
あまり暗い未来は想像したくないものですが。
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