2011年10月10日月曜日

先行する銀チャート?

金価格がさらに下落するかもしれないと感じる1つの理由として、
最近の銀のチャートを見てみたいと思います。


2011年の5月に50ドル近辺にまで急上昇した銀価格は
2週間で33ドルまで歴史的な急落を見せます。
その後、33ドルから40ドル付近で動いていましたが、
33ドルを割って一時、28ドルにまでもう一段下落しました。

一方、金価格は銀が大きく下落した2011年の5月には少ししか下落せず、
その後、8月の1900ドル台まで急上昇し、1500ドル台へと急落します。


通常、金や銀は同じように動くものです。

そして、最近の銀の動きは金の動きに
先行しているのではないかと考えるようになりました。
金が今後、銀のように動くとすると、もう一段下に下がるのではないかなと感じます。

例えば、ポンド円とユーロ円は基本的に同じように動いてきましたが、
ポンド円が先行して下落するということがありました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/38548

必ずしもそうなるというわけではないですが、
そういうことはよく起きるということで注意すべきではないかなと感じます。

そして、金や銀が同じように動くと考えた場合、
金が一段安に向かうなら、銀はさらなる下落をする可能性が
あるのではないかと思います。

ただし、金も銀も長期上昇トレンドの中にいるという考えに変更はありません。

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